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サービスレベル管理は、提供するITサービスについての顧客要求を理解、調整し、サービスレベル・アグリーメント(SLA)を結ぶことからはじまる。次に、SLAに定められたサービスレベルを維持できているのかを監視する重要なプロセスである。また、ITサービスを代表する窓口として、顧客との交渉・コミュニケーションを一元的に行う役割も担っている。
ITILでは、サービスレベル管理と顧客との間で合意された、SLAに定められた要件、目標を重要視しており、これが他のプロセスが活動を行う際の基準となる。
ITILでは、サービスレベル管理と顧客との間で合意された、SLAに定められた要件、目標を重要視しており、これが他のプロセスが活動を行う際の基準となる。
ITサービス財務管理は、ITサービスにかかる費用の計算を行うプロセスである。最終的な目標は課金を行うことである。課金とは、ITサービスを利用した量に応じて、顧客にその費用を請求することである。ただし、課金がそぐわないサービスもあるので、オプション扱いである。ITサービス財務管理は、一般的な企業会計とは異なり、エンドツーエンドのITサービスとして、かかる費用を計算するものである。
可用性管理はビジネスに負のインパクトを与えるシステムダウンを減少させ、ビジネスが常にITサービスを使うことができる状態にするための計画をいう。改善を行うプロセスである。
可用性管理では、可用性そのものだけでなく、高可用性を実現するために必要な、信頼性、保守性、サービス性などについても取り扱う。
可用性管理では、可用性そのものだけでなく、高可用性を実現するために必要な、信頼性、保守性、サービス性などについても取り扱う。
キャパシティ管理は、ビジネス側が必要とするハードディスクの容量、ネットワーク帯域、 CPUの能力といったキャパシティを、コストとのバランスを取りながら提供するための計画や改善を行うプロセスである。
これらのキャパシティを予測するためには、将来的な売上計画や社員数の増減などといったビジネス側のキャパシティの変化を正しく把握することが必要であり、これらを把握する事業キャパシティ管理を重要視している。
これらのキャパシティを予測するためには、将来的な売上計画や社員数の増減などといったビジネス側のキャパシティの変化を正しく把握することが必要であり、これらを把握する事業キャパシティ管理を重要視している。
ITサービス継続性管理は、地震、火災、コンピュータウイルスの感染など、外部からの脅威に対抗するためのリスク対策を行うプロセスである。ISMSでも詳細管理策に事業継続計画があり、相互に関連している部分がある。
災害時の対応は、IT側だけが担うものではなく、ビジネス側と連動する必要がある。そのため、ITサービス継続性管理は、ビジネス側で立てられる事業継続性管理と連動し、その一部となっている必要がある。
災害時の対応は、IT側だけが担うものではなく、ビジネス側と連動する必要がある。そのため、ITサービス継続性管理は、ビジネス側で立てられる事業継続性管理と連動し、その一部となっている必要がある。
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